脳腫瘍の種類にはどのようなものがありますか?
大きく分けると原発性腫瘍と転移性腫瘍があります。元となる細胞やできる場所によって更に細かく分類されます。
脳腫瘍は、原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍の2種類に大別できます。
原発性脳腫瘍ははじめに頭の中にできる腫瘍であり、転移性脳腫瘍は肺や乳房、消化器などにできた腫瘍が脳に転移することによってできる腫瘍です。
原発性脳腫瘍は、さらに脳実質内(髄内)腫瘍と脳実質外(髄外)腫瘍に分けられます。脳実質内腫瘍は脳の細胞そのものに腫瘍ができる病気であり、脳実質外腫瘍は脳を包む膜などの脳細胞以外の細胞に腫瘍ができる病気です。
脳実質内腫瘍と脳実質外腫瘍は、できる場所や元となる細胞の種類によって更に細かく分類することができます。具体例を以下に示します。
原発性脳腫瘍
脳実質内(髄内)腫瘍
- 神経膠腫
- 星細胞腫
- 膠芽腫
- 乏突起膠腫
- 上衣腫
- 脈絡乳頭腫
- 脈絡叢がん
- 原発性中枢神経系悪性リンパ腫
- 胚細胞腫
- 髄芽腫
など
脳実質外(髄外)腫瘍
- 髄膜腫
- PitNET(下垂体腺腫)
- 神経鞘腫
- 頭蓋咽頭腫
など
転移性脳腫瘍
- 転移性硬膜種
- 転移性頭蓋腫瘍
このように、脳腫瘍はその発生場所や元となる細胞によって多くの種類に分類されます。


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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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