COPD
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COPDの末期ではどのような症状が見られますか?
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
徐々に息切れ症状が進行したり、「増悪」を繰り返すようになったりします。体重減少や抑うつ状態なども見られ、身体機能や活動性が低下し、日常生活で多くの介助が必要になります。
解説
COPDが進行すると、だんだんと、動いた時だけでなく安静にしている時にも症状が出るようになり、酸素療法を必要とすることが多いです。「増悪」と呼ばれる一時的な症状の悪化が頻繁に見られるようになったり、抑うつ状態が見られたりすることも多く見られます。食事摂取が減り、呼吸にエネルギーを消耗するため、体の筋肉量が減って体重が落ちることも多いです。これらの症状で身体機能や活動性が落ち、日常生活の多くの場面で介助が必要となり、QOL(生活の質)が著しく落ちやすくなるため、身体的・心理的なサポートが重要です。
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