ビオチン欠乏症の原因は何がありますか?
先天的な異常や食事の影響、薬剤の影響などが原因として考えられます。
ビオチン欠乏症の原因としては、主に以下の3つがあります。
①先天性の異常
ビオチンの代謝に関わる「ホロカルボキシラーゼ合成酵素」や「ビオチニダーゼ」といった酵素を、生まれつき持っていないことによる先天性の異常が原因になることがあります。ビオチンがうまく活用できなくなったり、ビオチンの再利用ができなくなることで、ビオチン不足の症状が現れることがあります。
②食品の影響
ビオチンの摂取不足により、ビオチン欠乏症の症状が現れることがあります。
ビオチンはさまざまな食品に含まれているため、普通に食事を摂取していれば基本的に不足することはありません。しかし、子供用のアレルギーや代謝疾患などの治療用ミルク、および経腸栄養剤の一部にはビオチンが含まれていないものもあり、これらを長期的に使用することで症状が出る場合があります。
また、卵白を過剰に摂取することで、ビオチンがうまく利用できなくなる場合もあります。
③薬剤の影響
てんかんの薬として使用されるバルプロ酸によって、ビオチンを再利用する「ビオチニダーゼ」という酵素の働きが低下し、ビオチン欠乏になることがあります。
また、抗菌薬の使用により腸内細菌が乱れることで、腸内細菌でのビオチン産生が低下し、ビオチン欠乏になることもあります。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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