大動脈弁狭窄症
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「大動脈弁狭窄症」とはどのような病気ですか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
大動脈の弁が硬くなり、心臓から血液を送り出しづらくなる病気です。
解説
心臓は血液を送り出すポンプの働きをしており、大動脈には心臓から血液が送り出されています。心臓と大動脈の間には弁(送り出した血液の逆流を防ぐフタ)がついており、それが「大動脈弁」と呼ばれます。
大動脈弁狭窄症は、この大動脈弁が開きづらくなって血流を送り出しにくくなった状態です。加齢や生活習慣病に伴う動脈硬化、生まれながらの病気が原因となって発症します。
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(参考文献)
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大動脈弁狭窄症の原因には何がありますか?
加齢による動脈硬化が最も多いですが、若い方では大動脈弁の生まれつきの異常が原因となることもあります。
大動脈弁狭窄症には初期症状はありますか?
初期にはほとんど症状はありません。病気が進行すると、胸痛や息切れなどが出現します。
大動脈弁狭窄症の場合、主にどのような治療をしますか?
大動脈弁狭窄症の治療は主に手術で行います。狭まった大動脈弁を人工弁に交換する手術が一般的です。
大動脈弁狭窄症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
循環器科の受診が必要となります。症状からは気づきにくい病気ですが、胸が苦しい、よく息切れするといった場合には早めに受診しましょう。
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