蕁麻疹が治らない場合、どうすればいいですか？

蕁麻疹の治療にはいくつかの方法がありますので、今後の治療について医師とご相談ください。日常生活の注意点としては、ストレスや疲労を避けたり、食生活の見直しで症状が楽になる可能性があります。

蕁麻疹の治療は、その原因や悪化に関わる条件を探して、取り除いたり避けたりすることが第一です。
第二は、抗ヒスタミン薬を中心としたアレルギーを抑える薬となります。効果が思わしくない場合には、薬をいくつか組み合わせることもありますし、蕁麻疹のタイプによっては原因に耐性をつけるような治療が検討されることもあります。
蕁麻疹の種類や患者さんの状態・環境などにより、治療方針は異なりますので、蕁麻疹が治らない場合には受診して医師と今後の方針を相談しましょう。なお、蕁麻疹以外にも発熱、倦怠感、関節の痛みなどの症状がある場合には、蕁麻疹に関連した内臓の病気が見つかることもありますので、医師に報告するようにしてください。

蕁麻疹の治療経過はさまざまですが、症状が出て数日以内に治療を始めた場合は、ほとんどの場合1ヶ月以内には改善します。原因がはっきりせず長引いている慢性蕁麻疹（6週間以上）の場合は、数ヶ月から数年にわたって蕁麻疹を繰り返すため、治療も長期に及びますが、多くの場合はいずれ薬の量を減らしたり中止することが可能です。