「外陰癌」の原因やなりやすい人の特徴には、何がありますか?
加齢、ウイルス感染(HPV)、慢性的な皮膚の炎症・病気などが主なリスク因子とされています。
外陰癌には、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスが原因のもの(HPV依存性)と、そうでないもの(HPV非依存性)の2種類あり、おのおの原因やなりやすい人は異なります。HPV依存性の外陰癌は、同じくHPVが主な原因となる子宮頸がんとリスク因子は同様となります。
- HPV依存性:性的にアクティブな人、喫煙、免疫力の低下など
- HPV非依存性:高齢者、慢性的な皮膚の病気(硬化性苔癬など)など
※硬化性苔癬とは、閉経後の女性の外陰部や肛門周囲にみられやすい病気で、皮膚が白っぽく萎縮して硬くなり、かゆみや痛みを伴うこともあります。


外陰癌について、特に知りたいことは何ですか?
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松本レディースIVFクリニック/成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
Naveena Singhet al. Vulval squamous cell carcinoma and its precursors. Histopathology. 2020, 76, 128-138.
Maria Leis et al. Risk of Vulvar Squamous Cell Carcinoma in Lichen Sclerosus and Lichen Planus: A Systematic Review. J Obstet Gynaecol Can. 2022, 44, 182-192.
Anthony Capria et al. Vulvar Cancer. StatPearls. 2025, , NBK567798.
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