偽関節になりやすい骨折にはどのようなものがありますか?
脛骨、舟状骨、大腿骨頸部、上腕骨顆上骨折などが偽関節になりやすいです。
偽関節は、骨折部位によって発生しやすい傾向があります。その部位の解剖学的・生理学的な特徴が骨癒合に影響を与えるためです。
- 脛骨(下腿の骨): 特に下腿中央部や開放骨折、粉砕骨折などで血行障害が起こりやすく、また、体重がかかる部位であるため、偽関節の発生頻度が高いです。
- 舟状骨(手首の骨): 血行が乏しい部位であり、骨折しても症状が軽微な場合があるため、診断が遅れやすく、偽関節になりやすいです。
- 大腿骨頸部(股関節の骨): 高齢者の骨折に多く、骨折により血行障害が起こりやすいため、偽関節や骨頭壊死のリスクがあります。
- 上腕骨顆上骨折(肘の骨): 小児に多く、適切にギプス固定を行った場合でも偽関節を生じることがあります。
これらの部位の骨折では、特に偽関節への移行に注意し、慎重な経過観察と適切な治療が求められます。
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まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
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