胃炎
「胃炎」とは、胃に炎症が起こる病気です。飲酒や暴飲暴食、細菌への感染、過度のストレスなどが原因となる急性胃炎と、お薬の長期服用やピロリ菌などが原因となる慢性胃炎があります。腹痛や吐き気、嘔吐、お腹が張る感じ、食欲低下、吐血、便が黒くなるなどの症状があります。症状が続いている場合や悪化する場合には、消化器内科を受診しましょう。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
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胃に炎症が起こる病気です。薬やストレスなどが原因の急性胃炎と、ピロリ菌などが原因の慢性胃炎があります。
急性胃炎の場合は、食事を休んだり消化しやすい食事に変えたりすることで、胃に負担をかけないようにしましょう。
現在、「ストレス性胃炎」という病名は使いませんが、ストレスにより胃炎、もしくは胃炎のような症状が出ることを指していると考えられます。
いいえ。萎縮性胃炎は胃粘膜が長年炎症を起こすことで生じ、多くの場合ピロリ菌が原因です。
あります。慢性胃炎による萎縮が進行し、ピロリ菌が住めなくなった場合などが考えられます。
さまざまな報告がありますが、毎年ピロリ菌陽性者の0.5%が胃がんを発症するというデータがあります。
急性胃炎とは、胃の粘膜に急性の炎症が生じる病気です。
慢性胃炎とは、胃の粘膜に長期間にわたる炎症が生じる病気です。
びらん性胃炎とは、胃の粘膜にびらん(浅い潰瘍)が形成される病気です。
萎縮性胃炎とは、ピロリ菌が原因で起こる胃炎の一種です。
慢性胃炎と診断された場合、原因に応じた治療が必要です。
胃炎の種類や程度によっては、激しい運動は推奨されない場合もあります。
食べ過ぎが原因で胃炎になることはありえます。
胃炎の可能性はあります。
オンライン診療を利用することで、胃炎の治療薬を通院せずに購入する方法があります。
症状について
急性胃炎の原因は薬や飲酒、ストレスなどがあります。慢性胃炎の原因はピロリ菌がほとんどです。
急性胃炎では腹痛や吐き気、嘔吐などの症状があります。慢性胃炎の場合は無症状のことが多いです。
急性胃炎、慢性胃炎ともに初期症状と呼べるものはありません。
急性胃炎については解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。慢性胃炎の場合は無症状のことが多く、セルフチェックは難しいです。
胃炎で発熱することはほとんどありません。
胃炎で微熱や発熱を伴うことはまれです。
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