萎縮性胃炎はコーヒーの飲みすぎが原因ですか?
いいえ。萎縮性胃炎は胃粘膜が長年炎症を起こすことで生じ、多くの場合ピロリ菌が原因です。
萎縮性胃炎は、長年炎症を起こすことで胃の粘膜が萎縮してしまった状態です。
ピロリ菌の感染や自己免疫性胃炎(免疫異常により自分の胃粘膜を攻撃してしまうことで起こる胃炎)による慢性胃炎が原因であり、コーヒーの飲み過ぎで起こることはありません。
公開日:
最終更新日:
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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胃炎
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「胃炎」とはどのような病気ですか?
胃に炎症が起こる病気です。薬やストレスなどが原因の急性胃炎と、ピロリ菌などが原因の慢性胃炎があります。
胃炎の原因は何がありますか?
急性胃炎の原因は薬や飲酒、ストレスなどがあります。慢性胃炎の原因はピロリ菌がほとんどです。
胃炎ではどのような症状がありますか?
急性胃炎では腹痛や吐き気、嘔吐などの症状があります。慢性胃炎の場合は無症状のことが多いです。
胃炎には初期症状はありますか?
急性胃炎、慢性胃炎ともに初期症状と呼べるものはありません。
胃炎の場合、主にどのような治療をしますか?
薬やお酒などの胃炎の原因となるものをやめたり、胃粘膜を保護するお薬を服用したり、ピロリ菌がいる場合は除菌したりします。
胃炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
お腹の上の方の腹痛や吐き気、嘔吐の症状がある場合は消化器内科を受診しましょう。
胃炎のセルフチェックはできますか?
急性胃炎については解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。慢性胃炎の場合は無症状のことが多く、セルフチェックは難しいです。
胃炎の場合、食事で気をつけることはありますか?
急性胃炎の場合は、食事を休んだり消化しやすい食事に変えたりすることで、胃に負担をかけないようにしましょう。
ストレス性胃炎とは、どのような病気ですか?
現在、「ストレス性胃炎」という病名は使いませんが、ストレスにより胃炎、もしくは胃炎のような症状が出ることを指していると考えられます。
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