気温は何度から熱中症の危険性がありますか?
暑さ指数(WBGT)が25を超えると熱中症が発生し始めます。
一般的に、暑さ指数(WBGT)が25を超えると熱中症が発生し始め、WBGTが28を超えると患者数が急増すると言われています。
熱中症のリスクを気温だけで判断するのは危険です。同じ気温でも、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体から熱が逃げにくくなるため、熱中症の危険度は格段に上がります。
そのため、気温に加えて湿度や日射などの要素も考慮した「暑さ指数(WBGT)」を確認することが非常に重要です。
特に、梅雨明けで急に蒸し暑くなった日など、まだ体が暑さに慣れていない時期は、それほど気温が高くなくても熱中症になりやすい傾向があります。
数字だけにとらわれず、自分の体調をよく観察することも大切です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
Cecilia Sorensen et al.“Treatment and Prevention of Heat-Related Illness”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36170473/,(参照 2025-07-08).
Yoram Epstein et al.“Heatstroke”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31216400/,(参照 2025-07-08).
日本救急医学会.“熱中症診療ガイドライン 2024”..https://www.jaam.jp/info/2024/files/20240725_2024.pdf,(参照 2025-07-08).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
熱中症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ