粘血便の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
感染性腸炎であれば、十分な水分の摂取が重要です。
粘血便の場合、その原因が感染性腸炎であれば、日常生活では十分な水分の摂取が重要です。ただし、気をつける点は原因に応じて変わります。
感染性腸炎では、下痢、腹痛が生じ、脱水が問題となります。そのため、十分に水分を摂取することが大切です。また、下痢であるからといって、市販の下痢止めなどは使わないようにしましょう。下痢は腸の中に入った異物を身体の外に出す反応のひとつであるため、薬で下痢を止めてしまうと、かえって病状が悪化する場合があります。原因が潰瘍性大腸炎であれば、油ものなど食事の内容に注意が必要です。
このように、粘血便はひとつの症状であり、原因は多岐にわたります。日常生活での注意点は原因に応じて変わります。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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