粘血便の場合、主にどのような治療をしますか?
原因に応じた治療を行います。
粘血便の場合、原因に応じた治療を行います。粘血便とは、便に血液や粘液が混ざる症状であり、原因としてはいくつかの可能性があります。具体的には、炎症性腸疾患や感染性腸炎などがあります。
治療は原因に応じて異なり、細菌性の感染性腸炎であれば、抗菌薬の飲み薬、あるいは点滴で治療を行います。炎症性腸疾患であれば5-ASAやステロイドなど、免疫を抑える薬を使います。
こうした原因に応じた治療のほかに、輸血を行う場合もあります。粘血便であれば消化管から出血しているため、長期に続いていれば貧血が進行し、輸血が必要な状況もあるためです。
このように、粘血便は症状のひとつであり、原因は多岐にわたります。治療は原因に応じた治療を行う一方、貧血が進行している場合には適宜輸血も行う場合があります。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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