粘血便で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
原因の再評価や治療薬の変更を行います。
粘血便で薬が効かない場合、原因の再評価や治療薬の変更を行います。前提として、粘血便は便に血液や粘液が混ざる症状で、病名ではありません。そのため、粘血便を起こすさまざまな病気の可能性があり、原因によって治療の方針はまったく異なります。
ひとつの例として、感染性腸炎であれば、抗菌薬の飲み薬や点滴での治療を行います。治療を開始しても症状に改善がない場合には、まず原因の再評価を行います。感染性腸炎以外の原因がないか、追加の詳しい検査(大腸カメラの再検、CT検査など)を行う可能性があります。
もうひとつは、治療薬の変更です。現在の抗菌薬が効かない場合、異なる種類の抗菌薬へ変更して経過を見る場合もあります。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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