NASHには初期症状はありますか?
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、自覚症状に乏しいことがほとんどです。
肝臓は、炎症やがんがあっても自覚症状の出にくい臓器のため、NASHでも特徴的な初期症状はほぼみられません。
疲れやすさや不眠などが見られることもありますが、症状に気付いたときには、すでにかなり進行してしまっているおそれがあります。
NASHの発症・進行リスクと考えられる肥満や2 型糖尿病のある方は、医師により、定期的な血液検査で肝臓の変化も合わせて確認してもらうとよいでしょう。
具体的には、肝臓に炎症がないかの確認や、血液検査(AST、ALT、血小板数)と年齢で計算できるFIB-4 indexというリスク肝臓の線維化(細胞・組織が線維組織に変わり硬くなってしまうこと)の程度を表す指標を知ることで、肝硬変のリスクがあるかなどの情報が得られます。手法があります。また、必要に応じて腹部超音波検査を行なって肝臓の状態を確認します。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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