「外転神経麻痺」とはどのような病気ですか?
目を外側へ動かす神経が障害され、物が二重に見える病気です。
外転神経麻痺とは、目を外側に動かす筋肉である外直筋を支配する「外転神経」がうまく働かなくなる状態を指します。外転神経は脳から出て眼球まで伸びる「脳神経」の一つで、頭の中でもっとも長い経路を通る神経です。そのため、圧迫や炎症、血流の低下などの影響を受けやすい特徴があります。
神経が障害されると目が外側へ動かしにくくなり、左右の眼の向きが合わなくなって「複視」(物が二重に見える症状)が起こります。特に横を見ると二重に見えやすくなり、歩行や運転、仕事に支障が出る場合があります。
外転神経麻痺について、特に知りたいことは何ですか?
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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