レビー小体型認知症の場合、主にどのような治療をしますか？
ご本人が生活しやすいように、環境調整をすることが最も大切です。また、それぞれの症状に対して薬物治療を行います。
認知症を治す治療法や進行を止める治療法はまだ確立されておらず、現在も研究が進められているところです。レビー小体型認知症は現在の医療において、進行することを前提に、ご本人が生活しやすい環境を整えることを最優先としています。
また、介護をするご家族も病気を理解すること、受け入れることが必要になってきます。ご家族の疲労がたまり、ご本人への苛立ちに変わってしまうことも多々あるので、主治医とよく相談しましょう。
並行して、薬物治療を行なっても良いでしょう。薬物治療は、症状に合わせて対症療法を行なっていきます。精神科で使用するような薬が必要になることもあるため、脳神経内科と精神科で協力して診療をすることもあります。
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最終更新日：
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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