レビー小体型認知症
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更新日:1/25/2023
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レビー小体型認知症について「ユビー」でわかること
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レビー小体型認知症とは
レビー小体型認知症のQ&A
- A.
遺伝する認知症もありますが、ほとんどは遺伝とは関係なく発症します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一部の認知症には遺伝性のものがありますが、ほとんどの認知症は遺伝とは関係なく発症します。
ただ、例えばアルツハイマー型認知症では、発症率を高めるとされる遺伝子がみつかっています。
しかしこの遺伝子を持っていれば必ず発症するというわけではなく、いずれにしても予防のためには規則正しい生活や食生活、生活習慣病の予防などが基本となります。 - A.
食欲が落ちる原因はいろいろあります。必要に応じて医師とも相談し、何が原因なのかを調べます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る認知症以外の原因を調べる
例えば心臓や肺、腎臓などさまざまな臓器の不調で、食欲が出なくなることがあります。
かかりつけ医に相談してみます。食事の環境を考える
食思不振の原因がみつからなければ、食事の環境や食べ物の形態などで工夫してみます。
- 箸や食器が使いにくくなっていないか
- 部屋が暗い静かすぎたりしないか
食べ物の形態を考える
高齢になってくるとどんな人でも食べ物をかむ力、飲み込む力は大なり小なり弱ってきます。
- ご飯を軟らかくする
- おかずを一口で食べられるサイズに切り分ける
彩りを豊かにするなど、意欲を促進する工夫もあります。
噛む力の確認をする
口の中のトラブルが原因で食事を食べる意欲がわかなくなることもあります。
- 入れ歯が合わなくなった
- 虫歯が痛い
- 口内炎ができている
ご自分で言い出しにくかったり、気づかなかったりする場合もあるので、一度確認してみるのがよいでしょう。
薬をためしてみる
家でいろいろと工夫をしても食思不振が治らない場合、医師に薬を処方してもらう方法がありますので相談してみましょう。
認知症の症状としての食欲不振
「食べ物を食べ物として認識できなくなってしまう」という「失認」と呼ばれる症状や、「食べ物をかんで飲み込むという動作ができなくなってしまう」という「失行」と呼ばれる症状があります。
なかなか薬では良くすることは難しいですが、動作を促してあげることで改善することがあります。- 「これは人参をゆでたものですよ」など、食べ物であることがわかるよう声をかける
- 「ごっくんと飲み込みますよ」と動作を促してあげる
やはりそれでも食事が厳しい場合
ただ、こうした症状が続くことは、ある意味人間の寿命として捉えることもできます。
本人の好きなものを好きな時に食べればいい、という考えも選択肢としてあるかと思います。
これは正解があることではありません。
本人がどうしたいか、どうしてあげたら幸せだろうか、ということをご家族で話し合い考えていただくことが望ましいです。
また、悩む場合は家族だけで抱え込まず、ケアマネージャーや病院等で相談してみましょう。 - A.
一般的には食べ物を飲み込む機能が悪くなり、誤嚥や窒息が起こりやすい状態になります
解説「ユビー病気のQ&A」を見る
一般的には、食べ物を飲み込む機能(嚥下機能)が少しずつ悪くなっていき、肺炎(誤嚥性肺炎)や窒息が起こりやすい状態になっていきます。
この嚥下機能の低下が原因で亡くなる患者さんが多いです。
進行するスピードや他の症状については認知症の種類や個人により違いがあるので、詳細に予測することは難しいです。 - A.
「もの忘れ外来」があるクリニックや、診療科に「神経内科」がある病院へ相談するのがいいでしょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「もの忘れ外来」や「神経内科」がいいです。
インターネットなどで、地域名と「もの忘れ外来」や「神経内科」のワードを入れて検索すると、認知症検査が可能な近隣の病院の候補を探すことができます。
初めて受診する病院の場合は、「こういった症状があって認知症が心配なのですが、受診してもいいですか?」といったことをあらかじめ電話などで確認するとスムーズでしょう。
すでにかかりつけの病院がある場合は、まずは主治医の先生に相談してみることも選択肢の一つです。 - A.
認知機能の評価と、認知症以外の原因となる疾患を調べる検査をします。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る認知機能評価としては、MMSEや長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)と言われるテストを行います。また認知症以外の原因疾患が隠れていないかどうか、血液検査や頭のCTやMRIの検査を行います。
- A.
頭に血や水がたまる病気、甲状腺のホルモン異常、ビタミン不足などで起きる認知症は治療により改善することがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一部の病気で起きる認知症は、それを治療することで改善することがあります。
- 脳のまわりに血がたまる「慢性硬膜下血腫」
- 脳の中を循環する髄液の流れが悪くなる「正常圧水頭症」
- 甲状腺のホルモンの異常
- ビタミン不足(B1や葉酸など)
などがあります。
- A.
他の人と交流する、身体を動かすなど、脳とからだに刺激を与えましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るまずベースとなるのは、規則正しい生活とバランスの取れた食事です。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある場合は、きちんとコントロールできているか見直しましょう。
その上で、- デイサービスやサークル活動などを利用して他の人と交流する
- 計算や記憶力を訓練するような市販のドリルをやってみる
- 新聞を読む・デイケアなどを利用してリハビリテーションを行う
- ウォーキングなどの運動習慣をつける
- 音楽を聴く、歌う、演奏する
- 昔の写真などを見返して、家族で語らいをする
などを通じて、脳とからだに刺激を与えてあげるとよいでしょう。
- A.
基本的に多くの認知症は薬で「完全に治す」ことはできません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る認知症に対してはいろいろな薬が処方されますが、それらの薬は
- 認知症が悪化するスピードをゆっくりにする作用
- 起きている問題に対する対症的な作用
を期待して使われています。
現在の医療では、まだ完全に認知症を予防する・完治させる薬は承認されておらず、研究の段階です。
レビー小体型認知症について、医師からのよくある質問
- これまでに【認知症・ぼけがある】と診断されたことはありますか?
- 最近、手足を思ったように動かしにくくなった、不器用になったと感じていますか?
- 物忘れがあると感じていますか?
- 実在しないものが見えたり、聞こえたり、臭いがしたりといった経験がありますか?
- 最近、気持ちが落ち込んでいると感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 神経内科