物忘れがある
監修医師原瀬 翔平亀田総合病院 脳神経内科
- 更新日
- 2026/06/15
- 公開日
- 2021/01/18
概要
物忘れが増えたとは、以前より記憶の保持や想起が困難になった状態です。アルツハイマー型認知症では近時記憶(最近の出来事の記憶)の障害が初期症状として出現し、軽度認知障害(MCI)では日常生活に大きな支障はないものの物忘れが目立ちます。うつ病でも集中力低下に伴い記憶力が低下することがあります。物忘れが進行している場合は、神経内科や物忘れ外来での精査を検討してください。
物忘れするとは
「物忘れ」とはどのような症状ですか?
物事や出来事を覚えておくことができない、思い出せないなどの症状です。
「物忘れ」にはさまざまな症状が含まれます。単に加齢に伴うものもあれば、認知症や脳卒中、精神疾患などの病気によるものもあります。
「物忘れ」として受診される方の症状は、概ね以下のような症状です。
- 人や物の名前が思い出せない
- 置いたものの場所が思い出せない
- 予定を忘れてすっぽかしてしまう
- 朝ごはんの内容が思い出せない
- 朝ごはんを食べたことを忘れてしまう
- 数分前の出来事を忘れてしまう
- 家事の手順がわからない
- 仕事の手順がわからない
- 日付がわからない
- 場所がわからない
などです。
物忘れするの原因
50代で物忘れがひどい場合、原因はなんですか?
加齢によるものもありますが、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となることもあります。
物忘れは、加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。病気が隠れていることもありますので、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
認知症
若年性認知症である可能性があります。検査を行い、適切な治療、サポートを開始する必要があります。
脳の病気
脳卒中、脳炎、てんかんなどの脳の病気が原因で物忘れが起こることがあります。
脳卒中やてんかんでは、突然起こることが多い点が特徴です。脳炎では徐々に悪化することもあるため、注意が必要です。
精神疾患
うつ病などでも物忘れがひどいと感じることがあります。精神科の受診もご検討ください。
物忘れの原因や考えられる病気には何がありますか?
加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。
加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。病気が隠れていることもありますので、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
加齢
加齢に伴い、誰しも物忘れが増えます。人や物の名前がパッと出ない、朝ごはんの内容が思い出せない、ものを置いた場所を忘れてしまうことがあるなどの症状を自覚している方は、加齢に伴う物忘れである可能性が高いと考えます。
病気
認知症や脳卒中や脳炎・てんかんなどの脳の病気、精神疾患の場合は、自覚症状に乏しく、家族など周囲の人に指摘され、外来に連れてこられることが多いです。
また、これらの病気が原因である場合は、加齢に伴う物忘れのような症状のみでなく、付随して他の症状がみられることが多いでしょう。
例えば認知症では、
- 「朝ごはんの内容が思い出せないだけでなく、そもそも朝ごはんを食べたかどうかも忘れてしまう」
- 「道に迷うようになった」
- 「些細なことで怒るようになった」
などです。
受診の目安・何科を受診するべきか
物忘れの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
脳神経内科、物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。自分で気になる、もしくは家族など周囲に指摘されたら受診を検討しましょう。
「物忘れ」にはさまざまな症状が含まれます。単に加齢に伴うものもあれば、認知症や脳卒中、精神疾患などの病気によるものもあります。
ご自身で気になる場合、もしくは家族など周囲の人に指摘される場合は、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
「物忘れ」として受診される方の症状は、概ね以下のような症状です。
- 人や物の名前が思い出せない
- 置いたものの場所が思い出せない
- 予定を忘れてすっぽかしてしまう
- 朝ごはんの内容が思い出せない
- 朝ごはんを食べたことを忘れてしまう
- 数分前の出来事を忘れてしまう
- 家事の手順がわからない
- 仕事の手順がわからない
- 日付がわからない
- 場所がわからない
など。
気になる症状があれば、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
検査・診断
物忘れのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
「物忘れ」にはさまざまな症状が含まれます。単に加齢に伴うものもあれば、認知症や脳卒中、精神疾患などの病気によるものもあります。
「物忘れ」として受診される方の症状は、概ね以下のような症状です。
- 人や物の名前が思い出せない
- 置いたものの場所が思い出せない
- 予定を忘れてすっぽかしてしまう
- 朝ごはんの内容が思い出せない
- 朝ごはんを食べたことを忘れてしまう
- 数分前の出来事を忘れてしまう
- 家事の手順がわからない
- 仕事の手順がわからない
- 日付がわからない
- 場所がわからない
など。
気になる症状があれば、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、物忘れかどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
物忘れがひどいのですが、検査は必要ですか?
必要です。脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診して検査を受けましょう。
物忘れは、加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。
加齢に伴い誰しも「物忘れ」しやすくはなりますが、病気が隠れていることもありますので、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診し、検査を受けましょう。
検査にはまず、問診が大切となります。ご本人だけでなく、ご本人の様子を詳しく説明できるご家族等が付き添うようにしてください。
具体的にどのようなエピソードがあったのか、どのようなことで困っているのか、説明できるようにしておくとスムーズです。
その後、長谷川式簡易知能評価やミニメンタルステート検査(MMSE)などの口頭での検査を行い、認知機能を評価します。
頭部MRIや血液検査も行ったほうがよいでしょう。
物忘れするの治療
物忘れの治療や予防方法には何がありますか?
規則正しい健康的な生活を心がけましょう。
物忘れは、加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。いずれの場合においても、まずは規則正しく健康的な生活が予防となると言われています。
十分な睡眠、3食バランスの取れた食事、適度な運動、外の季節を感じること、他人とのコミュニケーション、脳トレなどを行い、生活習慣病を含め、さまざまな病気の予防をしましょう。
また、認知症の診断となった場合は、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症であれば、認知機能の低下を緩やかにする薬を使用できる場合があります。主治医に相談しましょう。
物忘れするに関連するその他の質問
20代で物忘れが激しいのは異常ですか?
病気が隠れている可能性もあります。脳神経内科、精神科を受診しましょう。
病気が隠れている可能性もあります。脳神経内科、精神科を受診しましょう。
認知症
若年性認知症である可能性があります。検査を行い、適切な治療、サポートを開始する必要があります。
脳の病気
脳卒中、脳炎、てんかんなどの脳の病気が原因で物忘れが起こることがあります。
脳卒中やてんかんでは、突然起こることが多い点が特徴です。脳炎では徐々に悪化することもあるため、注意が必要です。
精神疾患
うつ病などでも物忘れがひどいと感じることがあります。精神科の受診もご検討ください。
認知症による物忘れの特徴はなんですか?
自分が忘れていることに気がつかないことが多いです。
自覚症状に乏しく、家族など周囲の人に指摘され、外来に連れてこられることが多いです。
また、加齢に伴う物忘れのような症状のみでなく、付随して他の症状がみられることが多いでしょう。
例えば、以下のような症状がみられたら、認知症の可能性が高いと考えられますので、脳神経内科、物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
- 人や物の名前が思い出せないが、ごまかす
- 置いたものの場所が思い出せずパニックのようになり探し回る
- 予定を忘れてすっぽかしてしまう
- 朝ごはんを食べたことを忘れてしまう
- 数分前の出来事を忘れてしまう
- 家事の手順がわからない
- 仕事の手順がわからない
- 日付がわからない
- 場所がわからない
- 道に迷う
- 些細なことで怒る
- 妄想や幻覚がある
物忘れの対策を教えてください。
規則正しい健康的な生活を心がけ、脳トレや他人との交流も大切にしましょう。
日常生活での工夫として、決まった場所にメモをとる習慣をつけることはよいでしょう。
物忘れは、加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。いずれの場合においても、まずは規則正しく健康的な生活が予防となると言われています。
十分な睡眠、3食バランスの取れた食事、適度な運動、外の季節を感じること、他人とのコミュニケーション、脳トレなどを行い、生活習慣病を含めさまざまな病気の予防をしましょう。
また、認知症の診断となった場合は、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症であれば、認知機能の低下を緩やかにする薬を使用できる場合があります。主治医に相談しましょう。
物忘れをする病気にはどんなものがありますか?
加齢によるものもありますが、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となることもあります。
加齢、認知症、脳の病気、精神疾患が原因となります。病気が隠れていることもありますので、脳神経内科や物忘れ外来、認知症外来を受診しましょう。
認知症や脳卒中や脳炎・てんかんなどの脳の病気、精神疾患の場合は、自覚症状に乏しく、家族など周囲の人に指摘され、外来に連れてこられることが多いです。
また、これらの病気が原因である場合は、加齢に伴う物忘れのような症状のみでなく、付随して他の症状がみられることが多いでしょう。
例えば認知症では、
- 「朝ごはんの内容が思い出せないだけでなく、そもそも朝ごはんを食べたかどうかも忘れてしまう」
- 「道に迷うようになった」
- 「些細なことで怒るようになった」
などです。
物忘れするについて、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「物忘れがある」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- 【慢性腎臓病・腎不全(腎臓機能が3ヶ月以上低下)】と言われたことがありますか?
- これまでに【肝機能障害】と診断されたことはありますか?
- これまでに【脳腫瘍】と診断されたことはありますか?
- 最近、頭を激しくぶつけましたか?
物忘れするに関連する病気・症状
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この記事の監修医師
原瀬 翔平
亀田総合病院 脳神経内科・内科
University of Washington (理学部、分子細胞生物学) 卒業後、アップルジャパン株式会社勤務を経て、琉球大学医学部に入学。沖縄県立中部病院での初期臨床研修(2016, 2017年度最優秀研修医賞受賞)修了後、2018年4月に亀田総合病院に入職。同院脳神経内科ベスト指導医(2019, 2020)を受賞。2018年から亀田総合病院卒後研修センター長補佐も兼任しており、臨床だけでなく研修病院における医学教育にも力を入れている。2021年には国立循環器病研究センター脳血管内科で超急性期脳卒中診療を行う。 総合内科の視野を持ちながらの脳神経内科領域、特に脳卒中を専門とする。急性期だけでなく予防、慢性期脳卒中による症候性てんかん、高次脳機能評価、リハビリ、等にも精通。頭痛、しびれ、物忘れ等の主訴にも柔軟に対応できる。 日本語、英語(ネイティブ)、中国語(日常会話)での対応も可能。
- 更新日
- 2026/06/15
- 公開日
- 2021/01/18