子宮体癌の検査結果の見方を教えてください。
陰性、内膜異型細胞、子宮内膜増殖症、子宮内膜異型増殖症、悪性腫瘍の5分類で表記されることが多いです。
子宮体癌の代表的な検査である内膜細胞診の結果は、以下の5段階で記載されることが一般的です。
内膜細胞診で示される結果と意味
陰性(陰性)
正常所見です。
内膜異型細胞(疑陽性)
病変の可能性が否定できない所見です。
子宮内膜増殖症(疑陽性)
異常な内膜の増殖が認められます。
子宮内膜異型増殖症(疑陽性)
細胞異型を伴う子宮内膜の異常増殖を認めます。より子宮体癌に近い状態です。
子宮体癌(陽性)
癌と考えられる細胞を認めます。
なお、従来はクラス分類(classⅠ~Ⅴ)で表記されていましたが、近年は推奨されていません。
公開日:
最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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