10代や20代などの若年層でも亀頭包皮炎になるリスクはありますか?
若年層でも亀頭包皮炎のリスクがあります。
亀頭包皮炎とは、男性器の先端(亀頭)や、それを覆う皮膚(包皮)に炎症が起こる病気です。
日本人男性全体では、包皮を切除する手術(割礼)を受けていない方の約1.5%にみられるとされ、とくに2~5歳の幼児期に発症しやすいと言われていますが、10代や20代などの若年層でも、ちょっとした刺激や軽度の感染症などがきっかけとなり、発症することがあります。
原因としては、包茎などで包皮と亀頭の間に汚れがたまり細菌やカビ(真菌)が増えるほか、アレルギー反応や性行為による感染なども挙げられます。
さらに、糖尿病など免疫力が低下する病気を持っている場合は、感染を起こしやすくなるため注意が必要です。
症状としては、赤み・かゆみ・腫れ・痛みなどが一般的で、膿(うみ)が出ることもあります。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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