大腸ポリープ
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大腸ポリープの疑いがある時は、どのような検査を行いますか?
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科
吉岡 藍子 監修
便潜血検査(べんせんけつけんさ)や内視鏡検査を行います。
解説
大腸ポリープが疑われる時は、主に以下のような検査を行います。
便潜血検査
便に血液の成分が混ざっていないかを確認する検査です。ポリープそのものの有無がわかるわけではありませんが、この検査の結果を受けて別の検査が行われ、そこでポリープが見つかることがあります。
大腸内視鏡検査
実際に腸の中を見ることで、ポリープがどの位置にあるのか、どれくらいの大きさなのか、どのような形をしていてどのような病気が疑われるか、といった点を確認できます。また、ポリープの一部を切り取って検査できるほか、小さいものであればポリープ自体を切除する治療を行うこともできます。ただし、ポリープの大きさによっては内視鏡では治療できない場合もあります。
その他の画像検査
肛門からバリウムなどの造影剤を入れて撮影する注腸検査、CT、MRIなどの画像検査を行うこともあります。大きさや形によってはポリープが写らないことがあります。何らかの病気が見つかった場合は、大腸内視鏡検査を追加で行います。
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(参考文献)
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