多発性筋炎・皮膚筋炎の場合、主にどのような治療をしますか?
ステロイドを中心とした薬物治療を行います。
ステロイドがまず初めに使用される薬剤です。ステロイドのみでも治療されますが、タクロリムスやアザチオプリンなどの免疫抑制剤を併用する場合もあります。
皮膚の症状に対してはステロイドの塗り薬や生活の改善(日光を避けるなど)で治療していきます。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
多発性筋炎・皮膚筋炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
「多発性筋炎・皮膚筋炎」とはどのような病気ですか?
「多発性筋炎」とは筋肉に炎症が起きる病気です。皮膚にも炎症が起きているものを「皮膚筋炎」と呼びます。
多発性筋炎・皮膚筋炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
症状がある場合は膠原病内科やリウマチ科、脳神経内科、皮膚科を受診しましょう。
多発性筋炎・皮膚筋炎の原因や考えられる症状には何がありますか?
免疫システムが自分の体を攻撃してしまうこと(自己免疫)が原因です。筋肉の痛み、筋力低下、まぶたや手の甲の皮膚の変化などがみられます。
多発性筋炎・皮膚筋炎には初期症状はありますか?
二の腕や太ももなどの筋力低下が徐々に進行していきます。皮膚ではまぶたの赤みなど顔の症状が特徴的です。
多発性筋炎・皮膚筋炎になった場合、寿命はどのくらいですか?
重症度や病気の発見までにかかる期間によっても異なりますが、10%程度の方がこの病気で亡くなると言われています。
多発性筋炎・皮膚筋炎の痛みの特徴はありますか?
首、二の腕、太ももなど体の中心に近い筋肉が痛むことが特徴です。
多発性筋炎・皮膚筋炎は治りますか?
完治はしませんが、薬物治療により90%以上の方が日常生活に復帰できます。
多発性筋炎・皮膚筋炎の診断基準はどのようなものですか?
皮膚や筋肉の症状、血液検査の結果などを総合的に評価します。
多発性筋炎・皮膚筋炎の悪性腫瘍の合併率はどのくらいですか?
皮膚筋炎では30%程度で悪性腫瘍の合併があると言われています。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。