母斑(色素性母斑)には初期症状はありますか?
色素性母斑の初期症状は、生まれた時からある場合と、3~4歳頃に現れる場合があります。
【色素性母斑の現れ方】
色素性母斑(医学的には「母斑細胞母斑」とも呼ばれ、一般的には「ほくろ」や「黒あざ」と呼ばれるもの)が最初に現れる時期は、その種類によって異なります。
生まれた時からあるもの
多くは「黒あざ」と呼ばれるもので、生まれた時から存在します。これらは成長とともに大きくなったり、よりはっきりしてきたりすることがあります。特に大きなものは「巨大先天性色素性母斑」と呼ばれ、生まれた時から黒い硬い毛が生えていることもあります。
あとから現れるもの
一般的に「ほくろ」と呼ばれる、直径1.5cmくらいまでの小さな色素性母斑は、生まれつきではなく、3~4歳頃から現れ始め、年齢とともに数が増えていきます。20代から30代が最も多く、その後は色が薄くなったり、脂肪や線維に置き換わって消えたりすることもあります。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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