母斑(色素性母斑)の原因は何がありますか?
母斑は、遺伝的または胎生期の要因に基づき、母斑細胞が異常に増えることでできる皮膚のできものです。
【母斑(あざ・ほくろ)の発生原因】
- 母斑は、皮膚にできる「しみ」や「ほくろ」など、生まれつきや成長の途中で現れる「あざ」や「斑点」の総称です。
- その原因は、「母斑細胞(ぼはんさいぼう)」という特殊な細胞が皮膚の中で異常に増えることです。
- 母斑細胞は、体の神経のもとになる「神経堤細胞(しんけいていさいぼう)」という細胞から生まれます。
- 本来、肌の色を作る「メラノサイト」や、神経に関わる「シュワン細胞」という細胞になるはずが、なんらかの原因で完全に分化できず、途中の状態のまま、母斑細胞として集まってしまうために母斑ができると考えられています。
- 遺伝的な要因や、胎児がお母さんのお腹の中にいる時の要因が関係して発生するとされています。ただし、一般的には遺伝するものではないとされています。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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