若年性特発性関節炎の場合、主にどのような治療をしますか?
関節炎に対しては、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)による薬物治療を行います。
関節炎に対しては、痛みや炎症を抑えるためにNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)による薬物治療を行います。
効果が不十分な場合には、
- 炎症の原因である免疫異常に働きかけるメトトレキサート
- 生物学的製剤(TNF阻害薬やIL6阻害薬)
といった、成人の関節リウマチや成人スティル病で使用する薬剤を使用することもあります。全身症状が強い場合にはステロイドを使用することもあります。
リウマチ学会の「若年性特発性関節炎患者支援の手引き【第2部】」で、より詳しい情報が得られます。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
Karen B. Onel et al. 2021 American College of Rheumatology Guideline for the Treatment of Juvenile Idiopathic Arthritis: Therapeutic Approaches for Oligoarthritis, Temporomandibular Joint Arthritis, and Systemic Juvenile Idiopathic Arthritis. Arthritis Care & Research. 2022, 74, p.521-537.
研究代表者 森 雅亮.“若年性特発性関節炎患者支援の手引き【第2部】”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/general/jia-guide/,(参照 2024-04-11).
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