壊疽性膿皮症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?

傷口を清潔に保つようにしてください。原疾患(おおもとの病気)がある場合にはそちらの治療も並行して行なってください。

解説

壊疽性膿皮症の場合、日常生活で気をつけることがいくつかあります。
壊疽性膿皮症そのものは無菌性の慢性的な炎症ですが、潰瘍があることや、それに対しステロイドなど免疫を抑制する治療を行っている場合、潰瘍部から細菌の感染を起こすリスクがあります。このため、傷口は清潔に保つ必要があります。
また、外傷により潰瘍があらわれることもあるため、ケガをしないよう注意したり、既にできている潰瘍を安静に保ったりすることも大切です。

公開日

最終更新日

大阪府済生会泉尾病院 皮膚科

野村 祐輝 監修

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壊疽性膿皮症

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関連するQ&A

「壊疽性膿皮症」とはどのような病気ですか?

痛みを伴う赤いぶつぶつや水ぶくれができる、慢性の皮膚疾患です。

壊疽性膿皮症の原因は何がありますか?

炎症性サイトカインの関与が考えられていますが、壊疽性膿皮症の原因は不明です。

壊疽性膿皮症ではどのような症状がありますか?

赤い隆起や水疱が破れると強い痛みを伴う潰瘍となり拡大します。びらんの縁は盛り上がり暗褐色です。

壊疽性膿皮症には初期症状はありますか?

吹き出物や虫刺されのような赤い隆起であることが多いです。時に水疱から始まることもあります。

壊疽性膿皮症の場合、主にどのような治療をしますか?

壊疽性膿皮症の治療は、患者さんごとに主治医が判断しますが、主にステロイドの外用剤や経口薬を用います。

壊疽性膿皮症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

皮膚科を受診してください。他に治療中の疾患がある場合には、かかりつけ医にも一度見てもらうようにしてください。

壊疽性膿皮症のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」でもチェックできます。

壊疽性膿皮症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

主にステロイドの塗り薬を使用します。ステロイドの強さや期間によって毛深くなったり皮膚が薄くなったりします。

壊疽性膿皮症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

ステロイドの塗り薬だけで効果がない場合や重症例では、ステロイドや免疫抑制剤の内服などを行います。

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