近視の場合、主にどのような治療をしますか?
主に眼鏡やコンタクトレンズによる矯正、またはレーザーや手術による治療があります。
近視の治療法は、大きく分けて非外科的(手術をしない)治療と外科的(手術による)治療があります。
非外科的治療
- 眼鏡:最も広く用いられる矯正法です。凹レンズを使用し、高屈折率の素材や反射防止コーティング、有害なブルーライトをカットするフィルターなどが進歩しています。
- コンタクトレンズ:眼鏡なしで、良好な視力を提供するために広く使用されます。素材の進化により、酸素透過性や装用感が改善されています。適切な衛生管理が重要です。
外科的治療
- LASIK(レーシック): 角膜に薄い蓋(フラップ)を作成し、その下の角膜にレーザーを照射して整形後、フラップを戻す方法です。
眼内レンズによる矯正
- 有水晶体眼内レンズ (ICL):患者自身の水晶体は残したまま、目に人工レンズを挿入する方法で、角膜レーザー手術が適さない場合に検討されます。
- 水晶体置換術:主に白内障治療として行われます。その際に眼内レンズの度数を調整することで、近視を和らげることができます。
治療法の選択は、近視の度合い、目の状態、ライフスタイルなどに応じて、眼科医と相談して決定されます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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