肺動脈性肺高血圧症
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肺動脈性肺高血圧症になる原因には何がありますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
回答
心臓の疾患、遺伝、薬、膠原病などの疾患が関連する場合や、原因が不明(特発性)の場合もあります。
解説
肺動脈性肺高血圧症の原因には、遺伝、薬剤、膠原病、肝臓の病気、先天性の心臓の病気、HIV/エイズなどがあります。
また原因のはっきりしない、特発性と呼ばれるものもあります。
肺動脈性肺高血圧症が発症する詳しい仕組みについては、残念ながらまだ明らかになっていません。
上記の遺伝・薬・病気などによって引き起こされる、炎症、成長因子の異常、たんぱく質の異常、血管新生、代謝・機能の異常、ミトコンドリアの異常などが、肺動脈(心臓から肺へと血液を送る血管)の収縮や血管の壁の肥厚(分厚くなること)を引き起こし、肺動脈性肺高血圧症になるのではないかと考えられています。
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(参考文献)
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