蜂窩織炎の治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
抗菌薬による治療を行います。重症例では入院治療が必要となります。
症状が改善するまでは運動を控えて、なるべく患部を安静にし、病院で処方された抗菌薬を使用します。
軽症であれば内服のみで治療可能ですが、炎症が強く高熱がみられるなどの重症な場合は入院治療が必要です。
膿がたまっている場所や範囲によっては、切開して膿を取り除く外科的な処置が必要になる場合があります。
また、難治例の場合には感染した細菌を特定しての治療が必要となり、膿を採取して検査に出すことがあります。
細菌が死滅して炎症が治まれば治療は終了しますが、患部の腫れがしばらく続くことは少なくありません。
腫れが十分に引くまでは、運動や入浴を避けた方が望ましい場合があります。
蜂窩織炎の原因となるケガや潰瘍、水虫などの原因疾患があれば、その治療も同時に行われます。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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