10代や20代などの若年層でも蜂窩織炎になるリスクはありますか?
傷の深さやケガをした場所によっては、若年層でもリスクがあります。
蜂窩織炎は皮膚のすぐ下にある脂肪組織という部位で拡がる細菌感染症です。 原因となる菌が傷口から侵入して発生することが多いとされています。
このため、免疫力が低下するような病気や血流の悪くなる病気にかかっている方、高齢の方に起こりやすい病気とされます。
一方で、傷が深い場合や細菌の多い場所でケガをした場合などは、10代や20代などの若年層にも発症する可能性があります。
また、この病気は抗菌薬による治療が必要で、放置していても自然には治りません。
痛みや熱感を持って赤く腫れる、発熱などの症状が認められた時は速やかに皮膚科を受診してください。放置すると広範囲に細菌感染症が拡がって、重症化するリスクがあります。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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「蜂窩織炎」とはどのような病気ですか?
細菌が皮膚の下に入り込んで炎症を起こす病気です。
蜂窩織炎の恐ろしさはどのような点にありますか?
適切な治療をしなければ感染部分を切り落とすことになったり、細菌が全身に回って命を落とすこともあったりする点です。
蜂窩織炎は自然に治りますか?
蜂窩織炎は自然に治りません。
蜂窩織炎はうつりますか?
蜂窩織炎はうつりません。
蜂窩織炎ではどのような後遺症がありますか?
適切な治療をすれば、後遺症が残ることはほとんどありません。
蜂窩織炎の原因は何がありますか?
レンサ球菌やブドウ球菌が傷口などから侵入することが原因です。
蜂窩織炎ではどのような症状がありますか?
感染した部分から急速に広がる腫れや赤み、痛みがみられます。細菌が全身に広がると発熱や悪寒も出現します。
蜂窩織炎に初期症状はありますか?
はい。感染した部分の腫れや赤み、痛みが見られます。
蜂窩織炎のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
蜂窩織炎が治りかけの時にはどのような症状がありますか?
赤みや腫れ、痛みが引いていきます。
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