慢性静脈不全
最終更新日:
慢性静脈不全を放置するとどうなりますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
回答
命に関わることはありませんが、症状は悪化していきます。ひどくなると皮膚がえぐれることがあります。
解説
放っておいても命に関わるようなことはありませんが、むくみがひどくなったり、皮膚の炎症や潰瘍(皮膚が深いところまで傷ついた状態)を引き起こしたりと、症状が悪化してしまいます。
症状が悪化するほど治療が長引いてしまうため、疑わしい症状があれば早めに受診しましょう。
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの慢性静脈不全の質問
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか? 副作用はありますか?
血栓が原因の場合には、血液を固まりにくくする薬を使用します。副作用として出血しやすくなります。
手術後に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
立ち仕事を避けること、安静時の下肢挙上、習慣的な運動、弾性ストッキングの着用が大切です。
どのような手術をしますか?
こぶをつくっている静脈を取り除く手術をします。固めたり焼いたりすることもあります。
治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
弾性ストッキング等を用いた保存的治療や、手術が行われます。手術の場合、入院期間は日帰り~5日程度になります。
弾性ストッキングにはどのような効果がありますか?
症状の軽減および進行の予防、手術後の再発の予防といった効果が期待できます。
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