強膜炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
主にステロイド薬や免疫抑制剤を使います。
強膜炎の多くは非感染性で、自己免疫反応が関与していると考えられています。この場合、まずは炎症を抑えるためにステロイド薬(点眼・内服・注射)が使われ、効果が不十分な場合や重症例では、シクロスポリンやメトトレキサートなどの免疫抑制剤が追加されることもあります。
一方、感染性強膜炎では、原因微生物に応じた抗菌薬や抗ウイルス薬が必要となるため、ステロイドの使用には慎重を要します。ステロイドや免疫抑制剤は強い効果を持つ一方で、感染症のリスクや肝障害、胃腸症状、血糖上昇などの副作用があるため、専門医の指導のもとで使用し、定期的な検査が欠かせません。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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