子宮体がんの手術後、リンパ浮腫を予防したり対処したりする方法はありますか?
運動や、弾性ストッキングの着用、適切なマッサージなどはリンパ浮腫の予防や軽減に有効な可能性があります。
子宮体がんの術後、特に骨盤内のリンパ節を除去した場合には、下半身のリンパ浮腫が起こりやすいことが知られています。
完全に予防することはできませんが、以下のようなことを試みることで、一定程度リンパ浮腫を予防したり、程度を軽減することができる可能性があります。
弾性ストッキングの着用
着圧ストッキングを着用することでリンパ浮腫を予防できる可能性があります。適度な圧のストッキングを着用することが必要ですので、主治医に相談するとよいでしょう。
運動
下腿など下半身を使う運動や筋力トレーニングをすることで、リンパ浮腫を予防できる可能性があります。専門家の監修のもと、徐々に負荷を上げていくことで、より効果が期待できるかもしれません。
その他
専門家による下肢のマッサージもリンパ浮腫の予防や治療に有効な可能性があります。また、日々の清潔管理も重要となります。
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(参考文献)
Xia Wang et al. Effectiveness of modified complex decongestive physiotherapy for preventing lower extremity lymphedema after radical surgery for cervical cancer: a randomized controlled trial. J Gynecol Cancer. 2020, 30, p757-763.
Jiajia Zhang et al. Preventing lower limb lymphedema after pelvic lymphadenectomy with progressive resistance exercise training: A randomized controlled trial. Asia Pac J Oncol Nurs. 2023, 11, 100333.
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松本レディースIVFクリニック/成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
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