抗がん剤治療が効きにくい場合の対処方法について教えてください。
一般的な抗がん剤が効きにくい場合、免疫に作用するような薬剤を用いることがあります。
子宮体癌に対する一般的な抗がん薬である細胞障害性抗がん剤の効果が乏しい場合、癌の遺伝子変異状況などに応じて柔軟に治療方法を検討する必要があります。主な治療選択肢としては、免疫チェックポイント阻害剤やホルモン製剤が挙げられます。
免疫チェックポイント阻害薬
癌が免疫細胞からの攻撃を逃れる仕組みを無効にし、がん細胞を自身の免疫で排除するのを助ける薬です。遺伝子変異が多いタイプのがんに特に有効と考えられます。
ホルモン製剤
女性ホルモンに対する反応が良好と考えられる場合には黄体ホルモン製剤を用いる場合もあります。


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松本レディースIVFクリニック/成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
Maria Rubinstein et al.“Looking beyond carboplatin and paclitaxel for the treatment of advanced/recurrent endometrial cancer”.ScienceDirect.https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0090825822018893,(参照 2025-10-08).
日本婦人科腫瘍学会.“子宮体がん治療ガイドライン2023年版:(金原出版)”..https://jsgo.or.jp/guideline/taiganguide2023.html,(参照 2025-10-08).
Ramez N. Eskander et al.“Pembrolizumab plus Chemotherapy in Advanced Endometrial Cancer”..https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2302312,(参照 2025-10-08).
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