アラジール症候群は大人になってから発症しますか?
アラジール症候群が大人になって発症することは、まれです。程度が軽く、気づかれていないことはあります。
アラジール症候群が大人になってから発症することは、非常に珍しいことです。アラジール症候群は、基本的には生まれつき持っている遺伝子の異常が原因となる病気で、その多くは乳児期あるいは幼児期に発症します。
アラジール症候群として診断するためには、「肝臓、顔貌、心血管、眼球、椎体の全てに異常が見られる場合」とされていることもあり、診断が確定するまでに時間がかかることがあります。
したがって、大人になってから診断が確定することがあるかもしれませんが、極めてまれなことであり、基本的には大人になる前に発症する病気と考えてよいでしょう。
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埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
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