ADHDではどのような症状がありますか?
注意の持続ができない、課題や活動を順序立てて行えない、じっとしていられない、などの特徴があります。
ADHDの症状については、診断基準より、注意を持続できないことや、衝動性、多動性が特徴です。
例えば、以下のような行動が見られます。
- 不注意な間違いをする
- 話を聞いていないように見える
- 指示に従えない
- 課題や活動を順序立てて行うことが難しい
- 手足をそわそわと動かす
- じっとしていられない
また、年齢とともに、二次性の症状が出てくる場合があります。環境を整えることによって改善することがありますが、自己肯定感の低下などにより、社会に適応する力が悪化することもあります。
一方で、年齢を重ねるごとに多動性、衝動性は寛解(かんかい)しやすいものの、不注意の症状は持続しやすいことなどが指摘されています。
公開日:
最終更新日:
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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「ADHD」とはどのような病気ですか?
発達障害の一種で、該当する年齢層の発達水準と比較して、注意の持続ができない、落ち着きがないなどの特徴がみられます。
ADHDの原因は何がありますか?
はっきりとした原因は不明です。脳の神経伝達物質や遺伝・環境など複数の因子が関連すると考えられています。
ADHDには初期症状はありますか?
学童期(小学校に通う時期)に学校生活で忘れ物が目立つ、授業中に座っていられないなどの症状で気付かれることがあります。
ADHDの場合、主にどのような治療をしますか?
根治は難しいため、生活を送りやすくする工夫を身につける訓練や、薬物療法を行います。
ADHDが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
ADHDが疑われる場合、児童精神科、精神科、心療内科を受診してください。
ADHDのセルフチェックはできますか?
症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。なお、あくまでADHDを疑う参考までにとどめてください。
大人のADHDの診断方法にはどのようなものがありますか?
他の精神疾患による症状ではないことを確認するため、必要に応じて血液検査、尿検査、心理検査などを行います。
ADHD診断テストはどのようなものですか?
自身の行動や思考の特性について設問に当てはまる数の多さで、ADHDの可能性があるかチェックすることができます。
ADHDの人に特徴はありますか?
はい。大きく、不注意、多動性、衝動性の3つがあります。
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