ADHDではどのような症状がありますか?

注意の持続ができない、課題や活動を順序立てて行えない、じっとしていられない、などの特徴があります。

解説

ADHDの症状については、診断基準より、注意を持続できないことや、衝動性、多動性が特徴です。
例えば、以下のような行動が見られます。

  • 不注意な間違いをする
  • 話を聞いていないように見える
  • 指示に従えない
  • 課題や活動を順序立てて行うことが難しい
  • 手足をそわそわと動かす
  • じっとしていられない

また、年齢とともに、二次性の症状が出てくる場合があります。環境を整えることによって改善することがありますが、自己肯定感の低下などにより、社会に適応する力が悪化することもあります。
一方で、年齢を重ねるごとに多動性、衝動性は寛解(かんかい)しやすいものの、不注意の症状は持続しやすいことなどが指摘されています。

公開日

最終更新日

精神科・心療内科

日下 慶子 監修

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(参考文献)

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