注意欠如多動症(ADHD)
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/05/13
あなたの症状と注意欠如多動症(ADHD)の関連をAIでチェックする
注意欠如多動症(ADHD)について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
注意欠如多動症(ADHD)と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
普段より落ち着きがなかったり、別人のように精力的に活動していると感じる
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
集中力が下がっている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
怒りっぽくなっている
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
意欲が低下している
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
注意欠如多動症(ADHD)とはどんな病気ですか?
「ADHD」とは、該当する年齢層の発達水準と比べ、注意の持続ができない、行動が制御できないなどの特性があり、生活に支障をきたす状態です。幼少期には気付かれず、大人になり生活のしづらさやストレスから、ADHDに気付かれることもあります。精神科や心療内科で診断され、カウンセリングや行動・薬物療法が行われます。
注意欠如多動症(ADHD)への対処法は?
まずは医療機関を受診します。問診票や、他の病気の有無を調べることで診断を行います。環境の改善や行動のコントロールのほか、薬による治療法があります。
注意欠如多動症(ADHD)の専門医がいる近くの病院はありますか?
注意欠如多動症(ADHD)の専門医がいる病院を見る注意欠如多動症(ADHD)のQ&A
- A.
症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。なお、あくまでADHDを疑う参考までにとどめてください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るADHDのセルフチェックリストがインターネット上に載っていることがありますが、あくまでADHDを疑う参考程度にとどめてください。
物質・医薬品、一般身体疾患(身体に現れる症状を持つ病気)によるもの、気分障害など、ADHDと似たような症状が見られるほかの病気もあります。このため、ADHDについてセルフチェックに頼るのは危険です。
セルフチェックや周囲の大人によるチェックでADHDが疑われた場合は、確定診断や治療を受けるため、ぜひ医療機関へご相談ください。 - A.
はい。大きく、不注意、多動性、衝動性の3つがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るADHDの主な症状は、不注意、多動性、衝動性です。「話を聞いていない」「集中力がない」「そわそわしている」と見られることがあります。
また、衝動性から友人と喧嘩になりやすかったり、癇癪(かんしゃく)を起こしたりすることがあります。
主な症状が不注意の場合は、多動は目立たないものの、忘れ物が多いなどで気付かれることがあります。
不注意や衝動性から、交通事故などで怪我をする割合が高いという説もあります。 - A.
学童期(小学校に通う時期)に学校生活で忘れ物が目立つ、授業中に座っていられないなどの症状で気付かれることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るADHDの初期症状には、忘れ物が多い、作業を途中で投げ出す、集中できないなどという特徴があるため、子ども時代に気付かれることがあります。さらに、多動の症状として、じっとしていられない、そわそわする、歩き回るなどが、衝動性の症状として、ルールを守れない、会話や順番に割り込むなどが見られることがあります。
診断基準では「12歳までにいくつかの不注意、多動・衝動性の症状が見られること」とされています。
しかし、子どもの頃は症状により困る機会が少なく、気付かれなかったものが、仕事や家事を行うようになってから顕在化して、ADHDが疑われることはあります。 - A.
注意の持続ができない、課題や活動を順序立てて行えない、じっとしていられない、などの特徴があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るADHDの症状については、診断基準より、注意を持続できないことや、衝動性、多動性が特徴です。
例えば、以下のような行動が見られます。- 不注意な間違いをする
- 話を聞いていないように見える
- 指示に従えない
- 課題や活動を順序立てて行うことが難しい
- 手足をそわそわと動かす
- じっとしていられない
また、年齢とともに、二次性の症状が出てくる場合があります。環境を整えることによって改善することがありますが、自己肯定感の低下などにより、社会に適応する力が悪化することもあります。
一方で、年齢を重ねるごとに多動性、衝動性は寛解(かんかい)しやすいものの、不注意の症状は持続しやすいことなどが指摘されています。 - A.
はっきりとした原因は不明です。脳の神経伝達物質や遺伝・環境など複数の因子が関連すると考えられています。
解説ADHDの原因として、遺伝学研究をはじめ、神経機能画像検査、認知機能検査などの発展から、生物学的基盤を示唆する結果が報告されています。つまり、注意や抑制、意思決定、作業記憶、覚醒度をつかさどる複数の脳の領域や、ドパミンなどの神経伝達物質が症状の出現に関与しているとされています。
原因は十分には解明されていませんが、遺伝要因の関与が大きいという説もあります。また、胎内で毒物・薬物にさらされること、未熟児として生まれることなどが関与しているという可能性もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る井上令一ほか. カプラン臨床精神医学テキスト 第3版- DSM-5診断基準の臨床への展開 -. メディカル・サイエンス・インターナショナル. 2016
神庭重信(九州大学). DSM-5を読み解く 1. 中山書店. 2014
注意欠如多動症(ADHD)と似た病気をチェック
注意欠如多動症(ADHD)について、医師からのよくある質問
- 急に、落ち着きが無くなったりすることがありましたか?
- 最近、普段とは違うおかしな行動をしていましたか?または、周りの人におかしな行動をしていたと指摘されましたか?
- 心理的ストレスを感じている様子(学校へ行くのを明らかに嫌がるなど)ですか?
- 普段は気にならない些細な事に敏感な状態ですか?
- 不安や緊張でおだやかでいられないと感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 精神科
- 心療内科