皮膚カンジダ症ではどのような症状がありますか？

皮膚カンジダ症の主な症状は、指の間や皮膚のくびれ部分などがかゆくなり、皮膚が赤くなる、ただれる、皮膚が膜状に剥がれ落ちる、小さな膿疱（膿の入った水ぶくれ）ができるなどです。
しかし、病変が現れる場所によって症状が異なります。上記以外の、部位別の主な症状は以下の通りです。

• 爪カンジダ症：爪や爪の下の角質が厚くなる、爪の色が濁るなど
• カンジダ性爪囲爪炎：爪の周りが赤くなり腫れがみられるなど
• 腟カンジダ症：かゆみや刺激感がある、赤くなる、酒かす状のおりものがでる、排尿時に痛みを感じるなど
• カンジダ性亀頭炎・亀頭包皮炎：赤くなる、丘疹（細かいブツブツ）や小さな膿疱ができるなど
• 口腔カンジダ症：自覚症状がない場合も多いですが、ただれが現れると痛みを感じます。その他、粘膜や舌に白苔（白い苔のようなもの）が現れる、口に中に違和感がある、味覚障害など