口角炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
口角炎の治療には原因に応じた外用薬などがあります。副作用には皮膚刺激などがあります。
口角炎の治療には、主に以下の薬が用いられます。
1. 保湿剤
(ワセリンなど)
- 作用:乾燥を防ぎ、皮膚の修復を促す
- 副作用:ほとんどなし(まれにアレルギー反応)
2. 抗菌薬
(ゲンタマイシン、フシジン酸など)
3. 抗真菌薬
(ミコナゾールなど)
- 作用:カンジダ菌などの真菌感染を治療
- 副作用:刺激感、発赤、かゆみ(まれにアレルギー反応)
4. ステロイド外用薬
(主にミディアムクラス以下のステロイド外用薬)
- 作用:炎症やかゆみを抑える(アレルギーや湿疹性の場合に使用されます)
- 副作用:長期使用で皮膚が薄くなる、感染症悪化の可能性
5. ビタミンB2・B6補充薬
(リボフラビン、ピリドキシンなど)
- 作用:栄養不足による口角炎を改善
- 副作用:特になし
症状が軽い場合は、保湿や栄養補給で改善しますが、感染がある場合は適切な外用薬を使用し、必要なら医師の診察を受けることが重要です。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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