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肥大型心筋症とはどのような病気ですか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
肥大型心筋症とは、心臓の筋肉の壁が厚くなってしまい、心臓の機能が低下する病気です。
解説
肥大型心筋症とは、心臓の筋肉(心筋)が肥大して分厚くなってしまうことで、血液を送り出す機能や、心臓そのものが拡張する機能が低下してしまう疾患です。心筋の一部が肥厚・肥大することによって、心臓の出口が狭くなったり心臓内の血流に乱れが生じて、血流の障害が起こります。血栓症や不整脈の原因となるほか、病気が進行している場合には突然死の原因となることもあります。
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関連する病気と症状
(参考文献)
関連する質問
肥大型心筋症の原因や考えられる症状には何がありますか?
遺伝が主な原因です。家族・親戚に同じ病気がある方は注意が必要です。
肥大型心筋症には初期症状はありますか?
症状が見られない場合もありますが、不整脈や失神、胸の痛みや呼吸困難、動機やめまいなどが症状として現れることもあります。
医療機関を受診する目安はありますか?
動悸や息切れなどの症状が見られたり、健康診断で心臓の異常を指摘されたりした場合はすぐに受診をしましょう。
肥大型心筋症の生存率はどの程度ですか?
肥大型心筋症の生存率は比較的高く、成人で発症すると5年後の生存率は92%、10年後は80%です。
肥大型心筋症になった場合の寿命はどの程度ですか?
患者さんの20%は10年以内に死亡するとされていますが、無症状で生涯を終えられる方もいます。
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