足がすくむ場合の治療や予防方法には何がありますか?
原因により異なりますが、内服治療、リハビリテーション、外科的治療があります。
緊張や恐怖などの精神状態が原因で足がすくむことがあります。この状態が頻繁に起き、生活に支障が起きる場合は、パニック障害などの精神疾患を伴っている可能性があるため、精神科や心療内科への受診をご検討ください。
それ以外にパーキンソン病、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症などの変性疾患や、側脳室という脳内にある部屋に脳脊髄液が異常にたまることで起こる正常圧水頭症で、すくみ足が出ることがあります。
パーキンソン病などの変性疾患が疑われる場合は、足がすくむ症状以外に、体の動きが遅くなったり、手足の震え、表情が乏しくなるなどの症状が現れます。
正常圧水頭症の場合は、認知症や尿失禁等の症状が出ます。この場合は、神経内科への受診することをおすすめします。
脊柱管狭窄症でも足がすくむ症状が出る場合があるので、足のしびれ等の症状が出る場合は、整形外科受診をご検討ください。
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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