夕方から夜にかけて胃がムカムカして気持ち悪くなる場合、どのような原因が考えられますか?
胃炎や十二指腸炎のほか、生活習慣やストレスも影響している可能性があります。
夕方から夜にかけて胃がムカムカして気持ち悪くなる場合、初めに考えるのは胃炎や十二指腸炎といった消化管の問題です。
ただし、これらの病気は一般的に、症状の出現する時間は昼夜を問わないため、夕方から夜にかけて症状が出るのであれば、特有の理由や原因があるかもしれません。
例えば、昼食と夕食の時間が長く空いている場合、空腹時に痛みが出やすい十二指腸潰瘍などがあれば、夜にだけ痛みが出るかもしれません。
あるいは機能性ディスペプシアのように、胃を動かす神経の不調によって症状が出ている可能性もあります。
日中のストレスが多ければ、昼間にストレス過多であることによって夜間交感神経が優位になり、症状を強く感じている可能性もあります。
症状が軽度であれば、暴飲暴食を避け、規則正しい食事、十分な睡眠を心がけ、様子を見るのも良いでしょう。
症状が長引く場合や、痛み、体重減少のような随伴症状も伴う場合には、まれではありますが、胃がんなど重大な病気が隠れていることもあるため、消化器内科を受診することをお勧めします。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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