寄り目と斜視はどう違うのですか?
「寄り目」と「斜視」は、意味や医学的な扱いには違いがあります。
「寄り目」と「斜視」は似たような外見の症状を指すことがありますが、意味や医学的な扱いには明確な違いがあります。
まず「寄り目」は、日常的な言葉であり、両目が内側に寄って見える状態を指します。必ずしも病的な意味を持たず、一時的に意識して寄せた状態など生理的な現象も含まれる曖昧な表現です。たとえば、子どもが遊びで「寄り目」をしているような場合は、正常な輻輳機能による動きで、病気ではありません。
一方、「斜視」は医学的な診断名で、左右の眼の視線が常に同じ目標に向かっていない状態を指します。内側にずれる場合は「内斜視」、外側なら「外斜視」、上や下にずれる場合もあり、種類や原因によって分類されます。斜視は、視覚機能や立体視に影響を及ぼすことがあり、早期に治療が必要な疾患とされます。特に小児の斜視は、弱視の原因にもなるため、注意が必要です。
つまり、寄り目は症状の見た目や状態を指す日常語であり、斜視はそれを含む医学的な疾患名という関係にあります。すべての寄り目が斜視であるわけではありませんが、寄り目が常に見られる、あるいは目がずれているように感じる場合には、斜視の可能性があるため、眼科での診断が推奨されます。


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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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