寝るときに鼻詰まりの症状が起こるのはなぜですか?
寝るときには副交感神経が活発になり、鼻の血管が開いて粘膜が腫れるため、鼻詰まりの症状が起こりやすくなります。
鼻の通り具合は、鼻の粘膜を流れる血液の量が増減することによって変化します。
血流の量は、自律神経によってコントロールされています。
交感神経が優位になると、血管が収縮して、血流の量が減少します。
副交感神経が優位になると、血管が開いて、血流の量が増加します。
睡眠時には副交感神経が優位になるため、鼻の中の血流が増加し、鼻の粘膜が腫れてしまうことで、鼻詰まりの症状が起こりやすくなると考えられます。
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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