ドライアイの場合、どのような検査を行いますか?
涙の量や質を測定する検査が行われます。
ドライアイの診断で行われる検査にはシルマー試験とフルオレセイン染色があります。
シルマー試験は、涙の分泌量を測定するための検査で、目の下まぶたにろ紙を置き、涙がどれだけ吸収されるかを計測します。
通常、5分間で涙の量を測定し、吸収された量が少ないとドライアイの可能性が高くなります。
一方、フルオレセイン染色は、涙膜の安定性や目の表面の傷を確認するための検査です。
フルオレセインという染料を点眼し、紫外線の光を当てると、目の表面に傷や乾燥部分が緑色に染まります。
これにより、角膜や結膜に小さな傷がないか、涙膜の不安定さがわかります。
これらの検査により、ドライアイの原因や状態を詳しく評価し、適切な治療を計画します。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
ドライアイ
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ