シェーグレン症候群の可能性とドライアイについて相談させてください。
50代・女性のご相談
ドライアイの症状が気になっています。現在、特に治療中の病気はありませんが、以下の状況についてご相談させていただきます。
食事中に左耳下あたりが腫れることがあり、内科で唾液腺に石が詰まっていると診断されました。しかし、その後も月に何度か同じ症状が現れます。9月末には熱が出て耳に痛みがあり、耳鼻科を受診したところ中耳炎と診断されました。今日も昼食中に左耳下から頬にかけて腫れが出ました。
これらの症状から、シェーグレン症候群の可能性があるのか知りたいと思っています。どのように対処すれば良いのか、また他に考えられる原因があるのか、アドバイスをいただけると助かります。どうかよろしくお願いいたします。
シェーグレン症候群の診断には、いくつかの検査が必要です。血液検査で抗体を調べたり、唾液腺や目の乾燥具合を確認する検査、唇の裏の組織を調べることもあります。また、似た症状を持つIgG4関連疾患という病気も考慮されます。
これらの検査を受けるには、リウマチ・膠原病科や眼科、耳鼻咽喉科を訪れることが大切です。特にリウマチ・膠原病科は、自己免疫疾患の専門家がいるので、安心して相談できます。
もし、ドライアイや口の乾燥が続いて生活に影響が出ている場合や、関節の痛みや指の冷え、息切れ、むくみなどの症状がある場合は、早めにリウマチ・膠原病科を受診することをお勧めします。早期の診断と治療で、症状の進行を防ぐことができます。
日常生活でできる対策としては、目の乾燥を防ぐために人工涙液を使ったり、加湿器で部屋の湿度を保つことが効果的です。また、唾液の分泌を促すためにガムを噛んだり、水分をこまめに摂ることも助けになります。
【まとめ】
今の症状からシェーグレン症候群の可能性も考えられますが、確かな診断には専門的な検査が必要です。特にリウマチ・膠原病科の受診を優先し、ドライアイや唾液腺の腫れが続く場合には早めの受診をお勧めします。お近くの医療機関は、こちら(https://ubie.app/areas/prefectures?view=map)から探せますので、ぜひご利用ください。お一人で悩まず、専門家に相談してみてくださいね。
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