関節ねずみに痛みはありますか?
遊離体が関節に挟まったり炎症を起こしたりすると痛みが生じますが、無症状の場合もあります。
関節ねずみがあっても、遊離体が小さかったり、関節の動きの邪魔にならない場所に留まっていたりする場合は、まったく痛みがなく無症状のこともあります。
しかし、遊離体が関節の隙間に挟まり込んだり、関節の表面を刺激したり、関節を包む滑膜に炎症を引き起こしたりすると、痛みが生じます。
痛みの特徴としては、急に「ピキッ」とした痛みが走ったり、特定の動きで引っかかり感とともに痛んだりすることがあります。
また、遊離体が関節の動きを妨げて、関節が完全に曲げ伸ばしできなくなる「ロッキング」という状態になり、強い痛みを伴うこともあります。症状の有無や程度は、遊離体の大きさ、形、場所、数などによって異なります。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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