「ペットボトル症候群」とはどのような状態ですか?
「ペットボトル症候群」は医学的にはソフトドリンクケトーシスと呼ばれ、ソフトドリンク(人工甘味料を除く糖が含まれる清涼飲料水)の過剰摂取によって異常な高血糖を起こす状態です。
「ペットボトル症候群」はペットボトル飲料(清涼飲料水=ソフトドリンク)の過剰摂取によって、高血糖状態が続き、ケトーシス(体が糖の代わりに脂肪を分解しエネルギーとして使うことで、血液中にケトン体が増えた状態)、さらにはケトアシドーシス(インスリン不足により細胞が糖をエネルギーとして利用できなくなり、代わりに脂肪が分解されてケトン体が作られ、血液が酸性に傾く危険な状態)を起こす可能性があることをわかりやすく伝えるために作られた名称です。
医学的には「ソフトドリンクケトーシス」と呼ばれます。糖尿病の人が砂糖を多く含む飲み物を飲むと、急速に血糖値が上がります。また、ソフトドリンクは満腹感を得にくく、エネルギー摂取量が増えやすいとされています。
ソフトドリンクを飲む量が多いほど、2型糖尿病の発症リスクが上昇したり(約1.27倍)、肥満になったりすることがわかっています。
「ペットボトル症候群」は、医学的な正式名称ではありませんが、糖(人工甘味料を除く砂糖・果糖・ブドウ糖など)を含む甘い飲み物を多量に飲み、血糖値が急激に上がることで糖尿病や代謝異常につながる状態です。
ペットボトル症候群について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
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糖尿病標準診療マニュアル作成委員会.“糖尿病標準診療マニュアル2026”.日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会.https://human-data.or.jp/wp-content/uploads/2026/03/dm_manual_2026.pdf,(参照 2026-04-14).
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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