未熟児網膜症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
未熟児網膜症で硝子体注射した薬の効果が不十分な場合には、再度注射を繰り返したりレーザーでの治療を追加したりします。
未熟児網膜症で抗VEGF薬の効果が不十分な場合には、その時点での重症度に応じて以下の治療が選択されます。
- 抗VEGF薬の眼内注射の再投与:抗VEGF薬は一定期間で効果が切れてきます。そのため、注射を複数回行う場合があります。
- レーザー光凝固治療:無血管領域にレーザー照射を行い異常な血管の進行を止める方法です。
網膜剥離などを伴う最重症の場合には手術を行う可能性もあります。
これらの場合には、眼科医による頻回の経過観察と、個々の病態に応じた柔軟な治療戦略が求められます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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