未熟児網膜症の赤ちゃんは斜視になりますか?
斜視の発症リスクは高くなります。
未熟児網膜症を経験した赤ちゃんは、のちの視覚発達に影響を受けることが多く、斜視(特に内斜視)の発症リスクも高くなります。
これは、網膜の構造異常や視力のアンバランス、両眼視機能の発達不全などが原因です。特に重症の未熟児網膜症では、視力低下や弱視を伴うことで斜視のリスクがさらに高まります。
斜視は早期に発見し、必要に応じてメガネや視能訓練、外科的手術で矯正することが可能です。
未熟児網膜症を発症した児は、視力の発達だけでなく眼位(眼の向き)についても、長期的に注意深くフォローすることが重要です。定期的な小児眼科での診察が推奨されます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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